支援にランキングって…

photo芸能人の誰それがどれだけの義援したとか、誰が現地入りしたとかのランキングが始まったみたいだけれど、誰がそんなランキングを必要としているのかなあ。現実に家から何まで失ってしまった被災者にはそんなことどうでも良いのでは….またどのコマーシャルが、誰が、と批判するのは酒のつまみになるかもしれないけれど、テレビすら失ってしまっていて、そんなものを見る時間すらないのが現地ではないのかい。スポーツ選手も何かというとココロは通じているやら、僕らにできることとすぐに口にする。もちろんひいきのスター選手の活躍は、多くの人たちにそれなりの勇気を生み出しているのだろうけれど、被災地で亡くなってしまったり、なんとか生ききっている多くのお年寄りにまたやり直せ頑張れといっている様に聞こえるのは僕だけであろうか。

勿論こんなことを書いていることすら子供っぽいことではないかとも思う。ただこれだけ大変のことになってしまったのだから、今は当たり前であったと思っていた事柄に全てが戻ることだけが復興ということなのか、色々な意見を出し合うべき段階なんではないだろうか。現実的には金が復興への力となることには 疑問を持つところではないが、もう一歩その金をどう使うかでその力は半減してしまうのではないかとも思う。そこまで考えたりアイディアを出しあって、助け合うことができれば良いとも思うのだ。国や地方の都合でなくて今真っ暗なところで、物音や体の揺れですら不安になっている人たちがどう感じているかという段階にきているのではないのかなあ….
そして何よりも、何でもかんでもこんなことがあったから”ひとつになろう”って 本当かよ。こんな言い方も変だろうが東北の被災された人たちより、被災していない人たちの方がとんでもない波に飲み込まれているのでは、などと思ってしまう。
まあ、色々な意味で一緒に頑張りましょうということで….

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