“キンズキャンプ” って…..

photoそやもそもキンズキャンプって何なのだろう? キンズキャンプは1985年頃スタートした。ハーレー仲間というよりアメリカンスタイルバイクライフが好きな仲間とハーレー乗りを中心ではあったが、国産車ありでのバイクツーリングが母体となった。しかし回を重ねるうちに目的地でしこたま飲んでしまって数時間横になったぐらいではことが済まなくなってしまった。そこで日帰りだけではものたらず、一泊二日のツーリングを楽しんだのだった。とはいっても日本にはアメリカの様な安易なモーテルシステムはなかったし、いちいち旅館やホテルを取らなきゃならない。その上このルックスでは当日予約などまかならない。ラブホテルでは彼女のいないやつは参加しにくくなるし、何かいい遊び方をいうことになってキャンプツーリングになったのだ。
そのころ僕のまわりはパリダカールというサハラ砂漠を縦に横に走りまくるラリーの取材を数年間続けていたので、キャンピング道具は充実していたこともあり、またこんな遊び方はアメリカのバイク雑誌からや、米軍基地のバイク乗りの遊び方を学んで、それならばと休みの前日からのキャンプツーリングになっていったのだった。まあどこのバイク乗りもこんな遊び方をしていた時代だった。90年代になってバイブズ誌に公示し呼びかけて伊豆に集ってみたら126人ものバイク乗りが参加した。これがバイブズミーティングの0回ということになった。雑誌の媒体力は凄いもので回を重ねるごとにその人数は倍々に膨れ上がって行き、現在のバイクミーティングの形状に至る。このころキンズキャンプはブラザーフッズミーティングと称してバイブズミーティングにぶる下がってその一部でキャンピングを重ねていた。しかし93年から僕ら自身がサービスする側としててんてこまいになってしまって、キャンプを楽しむどころではなくなり、バイブズミーティングとは別に自分たちもキャンプを楽しむこと、バイクを通してバイク乗り同士が知り合う機会を持てるカタチを目指してキンズキャンプとなったのだ。そして現在のブラザーフッズミーティングやキンズキャンプとなった。もちろんバイブス誌のバックアップがあってこそ、続けることが出来たことは言うまでもない。

それではなぜキンズキャンプはバイクキャンプに拘っているのか。大きなイベントとして買い物を楽しんだり、ライブで盛り上がったりと盛り沢山の遊び方ではなく、キャンピングに重点を置いているのかという本音を次回に…

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