ブラザーフッズMTG前、恒例の講釈を垂れましょう。

photoこのTシャツは十数年前にキンズキャンプで作ったもので、”Be A Biker:バイカーで在れ”というやつ。この頃から今でも”バイカー”という立ち位置は、自立した自由人で在ろうということだったのだけれど、いつのまにかこのバイカーという言葉はどんどん一人歩きした。外見やセンチメンタルな面ばかりが優先され、そのイメージをこねくり回しながら走ってきた。絆だとか生き様などという大げさな言葉に飾られて、ハーレーと一緒ならばバイカーといった具合か。そんなイージーなことだったのかなあ?
気がつけば、バイカーとして自由に生きること、社会や身の回りにめげないこと、勿論その為に起きうるリスクを受け止める覚悟を持つことといった、世界中で気がついてしまった力や通念に迎合してばかりではない、”自由への過ごし方”とはチョイと違った道を走ってきたんじゃナイ。だぜえーっ!
そんなこんなでブラザーフッズMTGは去年から長野の青木の平キャンプ場に開催場所を移し、たんなるバイカーズキャンピングを通して、バイクライフを同じく過ごす人たちの集まる場となるべきではないかということにした。もう20回を越える中もっと早くからそのカタチが出来れば良かったのだけれど、やっとだ。二泊三日の中日を昼間っから木漏れ日の中、川のセセラギを聞きながら時間を持てやましつつも、麦酒を喰らってバイク談義やハシにも棒にもかからない話に花のひとつも咲かそうてな具合だ。だらーっと。年寄り臭い話ではない、積極的にしたたかに、だらーっとということです。

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